■細谷真大の突破から弓場堅真が追加点!ズバリ的中した後半の「4人替え」

 それにしても、52分までに4人の交代を使ったのだから、思い切った交代策だった。

 リカルド・ロドリゲス監督は後半に入って浦和が仕掛けてきたので、予定より早い時間で交代を使ったと語った。例えばこれまでの出場時間が長い古賀などは、できれば使わずにすむのであれば使わずにすませたかったのかもしれない(あるいは、もっと短時間、最後の守備固めで使うプランだったのか)。

 だが、とにかくフルメンバーに近い形に変わった柏は、浦和の攻勢を断ち切って、再びゲームをコントロール。68分には細谷のドリブルから弓場が決めて2点差とし、その後、今では浦和の守備の中心として活躍していた宮本優太が不用意なファウルを犯して2枚目のイエローカードを受けて退場。終盤に柏が2点を追加して、結果的に大勝となった。

 大量得点を奪って難敵の浦和から勝点3を奪ったという結果とともに、この浦和戦で多くの選手のプレー時間を調整できたことは大きな収穫だったろう。

 例えばキャプテンの古賀の場合、予定より早く投入したにしても出場時間をアディショナルタイムも含めて45分間に制限することができた。

 同様に、攻撃でなくてはならない存在となっている久保も前半の45分間を休むことができたし、左サイドのファーストチョイスである遠藤もハーフタイムで退くことができた。

 こうして、再び中2日で迎えた11月3日の大田戦ではほぼベストメンバーを組むことができ、1トップには浦和戦はベンチ外だった藤尾を先発させた。また、熊坂光希が日本代表戦で負傷して以来、ボランチでの中川の“相棒”は日替わりで使われているが、ラーチャブリー戦では小西雄大、浦和戦では今シーズンはスーパーサブ的な使われ方をしている戸嶋祥郎、そして大田戦は原川力が起用された(大田戦の原川は出色の出来だった)。

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