4連戦全勝の熱気も冷めやらぬ中、サッカー日本代表の視線はすでに次なるブラジル戦へと向かっている。若手の台頭でチームが活気づく一方で、絶対的エースの「代役が見当たらない」という深刻な問題も浮き彫りに。アジア杯優勝という至上命題をクリアするため、識者ふたりが「今こそ呼ぶべきだ」と推すベテランストライカーとは? メンバー選考のジレンマとサプライズ招集の可能性に、ベテランジャーナリストの大住良之と後藤健生が斬り込む! 【第4回/全6回】
■伊東純也級のポテンシャル? 鈴木唯人や塩貝健人の現在地
――今回呼ばれた若手の中で、引き続き残っていけそうな選手は誰ですか。
後藤「どこから若手かというラインは分からないけど、鈴木唯人は間違いなくこれからも使われるよね。佐藤龍之介も、クラブの状況が許せば、呼ばれるだろうけど(所属クラブであるスペイン1部バレンシアの監督交代にともなう、激しいポジション争いや降格圏内からの脱出など)。塩貝健人はまたそれとは別枠で、これからも使うんじゃないかな」
大住「塩貝には、伊東純也みたいな選手になってほしいよね。今はああやってガンガン行くだけだけど、そこに判断とか駆け引きが加わって、ガンガン行くことも選択肢のひとつにできたら…」
後藤「そうなったら、ふつうの選手になっちゃうよ(笑)。ガンガン行って、ガンガン抜きまくっちゃうくらいになってほしいよ」
大住「伊東も行くときは行くけど、使える状況なら味方を使うし、今はすごく成熟した良い選手になったよね」
後藤「伊東や上田綺世が、現在の塩貝の年齢の頃にどうだったかと考えると、塩貝は伸びしろを持っているというか、ポテンシャルは持っていると感じる」
大住「その頃の伊東を注視していた人は少ないと思うよ。僕が初めて彼を見たのはプロに入ってからだったし、ヴァンフォーレ甲府から柏レイソルに移籍した後も、まだ速さが目立つだけだった」

































