【26/27J2「第7節」アルビレックス新潟vsジュビロ磐田「徹底分析」】“得点力不足”で黒星の磐田…FWの序列を固める必要性【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
期待される磐田の監督・秋葉忠宏氏の手腕  撮影/中地拓也
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■4-2-3-1の頂点を誰にするのか

【J2リーグ第7節 9月19日 19時00分キックオフ 新潟 2-1 磐田 デンカビッグスワンスタジアム】

 ジュビロ磐田が、勝ちきれない。26/27J2リーグは9月18日から20日にかけて第7節を消化し、J1昇格候補の磐田はアウェイでアルビレックス新潟と対戦した。

 30分、60分に失点した磐田は、後半終了間際の88分にFW佐藤大樹(27歳)がヘディングシュートを決め、1点差に詰め寄る。最終盤はCBダニーロ、ボランチのユーリ・ララ(32歳)がゴール前へ上がり、パワープレーを仕掛けた。しかし2点目を奪うことはできず、1対2で敗れたのだった。通算成績は3勝1分3敗となり、勝点10で9位となっている。 

 磐田はJ2・J3百年構想リーグでチーム最多の5ゴールを記録したグスタボ・シルバ(29歳)が、 5月に契約満了で退団した。さらに今夏の移籍マーケットで、百年構想リーグでキャプテンを務めたMF角昴志郎(24歳)がJ1のガンバ大阪へ移籍し、FW佐藤凌我(27歳)がJ1のファジアーノ岡山へ期限付き移籍した。また、渡邉りょう(29歳)が5節に負傷し、トレーニングに合流するまでおよそ2か月を要する。復帰は11月中旬以降になる。

 それでも、攻撃の枚数に不足は感じさせない。その一方で、前線の柱が決まらない。ジョアン・ヴィクトルなのか、太田龍之介(24歳)なのか。あるいは、ここまでリーグ戦で出場のないマテウス・ペイショット(30歳)になるのか。

 秋葉監督の指揮下でJ2優勝によるJ1昇格を果たした24年の清水エスパルスは、FW北川航也(30歳)が4-2-3-1の頂点で12ゴールをマークした。25年のJ2を制した水戸ホーリーホックでは、FW渡邉新太(31歳)が2ケタ得点をマークした。2位でJ1に昇格したV・ファーレン長崎も、マテウス・ジェズス(29歳)という絶対的な得点源を擁した。

 乾というチャンスメーカーを擁し、ドリブル突破の鋭い川合徳孟(19歳)も控える磐田は、どの試合でも複数の得点機を生み出すことができる。あとは、いかに決めきるか。

 シーズン序盤の戦いを進めていくなかで、J1昇格を争うライバルはシステムだけでなくポジションごとの序列をはっきりさせつつある。磐田がアクセルを踏み込むには、FWの序列を固める必要があるだろう。

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