■シーズン移行の影響は移籍市場にも
ホームで磐田を下した新潟は、5勝2敗の勝点15で首位に躍り出た。得失点差がマイナス1での首位が話題となっているが、これは第5節の横浜FC戦で0対5の大敗を喫したからだ。
RB大宮との開幕節で、CB藤原優大(24歳)がアキレス腱断裂の大ケガを負った。また、今夏の移籍市場で、主力ふたりがJ1のクラブへ移籍した。右SB藤原奏哉(31歳)がガンバ大阪へ、右サイドハーフの奥村仁(25歳)が水戸ホーリーホックへ“個人昇格”した。
フロントはすぐに動いた。右SBの人材として関口正大(28歳)を、2列目の選択肢としてFW大澤朋也(24歳)を獲得した。関口は甲府と長崎で、J2リーグを数多く戦ってきた経験者だ。J3のツエーゲン金沢から加入の大澤は、J2とJ3の複数クラブで試合出場を重ねてきた。
今夏の移籍市場は、新潟のように主力を失ったクラブがほかにもある。ブラウブリッツ秋田は、キャプテンでボランチの諸岡裕人(29歳)が、J1の京都サンガF.C.へ移籍した。モンテディオ山形は、右SB岡本一真(23歳)がJ1の水戸へ移籍した。
さらには、テゲバジャーロ宮崎で前線の柱となっていたFW土信田悠生(27歳)が、G大阪の一員となった。
今夏の移籍市場は9月16日まで開いていたため、シーズン開幕後のこうした移籍が成立したのだった。シーズン移行は様々な変化をもたらしているが、J2においては主力クラスを引き抜かれた際の瞬発力が問われる。来年2月に開く冬の移籍市場(ウインドー)での動きも、最終的な順位に影響を及ぼすことになりそうだ。









