■ハーランドにはなれなくとも。日本人だからこそ勝てる「動き出し」の勝負
もちろん、何も日本人選手だからといって、走りだけにこだわるべきわけではない。
日本人であっても、いつの日にか、フィジカルで相手を上回り、屈強なDFが体を当ててきても、それを跳ね返して突破して豪快なシュートを決める、アーリング・ハーランドのような選手が出てくるかもしれない。
1960年代後半の釜本邦茂が、もしヨーロッパのクラブに移籍できていたら、体幹の強さを生かしてそういう屈強なタイプのセンターフォワードとして活躍していたことだろう。
あるいは、鈴木彩艶がGKではなく、FWとして育っていたら、世界の屈強なDFたちと一歩も引かぬフィジカルバトルを繰り広げていたかもしれない。
だが、日本人選手の多くはサイズやウェイト、パワーなどの面ではヨーロッパ人やアフリカ人には敵わない場合が多い。そうなると、やはり武器は動き出しでの勝負ということになるのだろう。































