【天皇杯2回戦 横浜F・マリノスvs福島ユナイテッドFC 2026年8月26日(水)19:00キックオフ 日産スタジアム】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■ 世代を超えたロマン。注目カードの幕開け
J1クラブが登場する天皇杯2回戦。開幕から躍動する16歳の神童・三井寺眞を擁する横浜FMは、J3の福島ユナイテッドFCをホームに迎えた。
対する福島には、1回戦で圧巻の2ゴールを決めた59歳の“キングカズ”こと三浦知良がいる。2005年にシドニーFCでカズと共闘した横浜FMのスティーブ・コリカ監督との再会や、三井寺との「43歳差対決」など、戦前から多くのロマンと話題を集める特別なカードとなった。
注目の2人はともにベンチスタート。横浜FMは、リーグ戦で正守護神を務めるルベン・ブランコ、ジェイソン・キニョーネスと諏訪間幸成の強力CBコンビ、そして攻撃のタクトを振るう天野純らをスタメンに並べ、一切の油断なく必勝を期す姿勢を打ち出した。
試合は立ち上がりこそ横浜FMが無失点で凌いだものの、次第に福島の質の高いサッカーが牙を剥き始める。ボランチに入った背番号96・吉田陣平が巧みにパスを引き出し、低い位置から中央の狭いスペースへ果敢にボールを通して横浜FMの守備陣を翻弄した。
劣勢に立たされた横浜FMだったが、左サイドのジョルディ・クルークスから強引にクロスを供給し、泥臭くコーナーキックを獲得していく。そして前半35分、そのセットプレーから諏訪間幸成が高い打点のヘディングを叩き込んだ。決して簡単な展開ではなかったが、諏訪間のプロ初ゴールという歓喜の瞬間で、横浜FMが前半のうちに先制点を奪い取った。






























