■灼熱の37度! “王者”神戸を苦しめる福岡の「地の利」と大型補強
同じくキャンプ地と気候の影響が色濃く出そうなのが、アビスパ福岡とヴィッセル神戸の対戦だ。
百年構想リーグで堂々の優勝を飾った神戸が、同19位に終わった福岡に勝つという予想が、toto公式サイト上では7割を超えている。だが、この対戦も一筋縄ではいかないと読む。
神戸は涼しい北海道でプレシーズンのキャンプを行ったが、7月下旬には猛暑の神戸に戻っている。対する福岡は、宮崎県でタフなキャンプを張った。暑さ厳しい環境下で、走り勝つための厳しいトレーニングに励んでいたことだろう。
そして、試合当日の天候がさらにホームの福岡を強烈に後押しする。予報では、8月9日の福岡市の最高気温はなんと37度。ナイトゲームで気温が下がるとはいえ、まとわりつくような厳しい暑さであることに変わりはない。涼しい環境で調整を進めてきた神戸の選手たちの体力を、確実に奪っていくはずだ。
またデータ面でも、福岡は神戸との直近5度の対戦で1勝1分3敗。勝利こそ1度のみだが、敗れた試合も含めて4試合が「1点差以内の決着」と、常にギリギリの接戦を演じてきた実績がある。
今夏、プレミアリーグやラ・リーガで長く活躍したMFオリオール・ロメウらを獲得し、積極的な補強を行った福岡。灼熱のスタジアムで地元の熱狂的な後押しを得て、王者・神戸から勝点1、あるいはそれ以上をもぎ取る可能性は十分だ。
続く後編では、さらなる大方の予想を覆しそうな“大穴カード”にスポットを当てる。



































