■アフリカは大躍進
今大会、大きく躍進したのがアフリカ(CAF)だった。前大会の倍に当たる10チームが出場、そのうち9チームがグループを突破したのである。突破を逃したのは、初戦、スウェーデンに1-5で敗れて監督を解任し、新監督を迎えたものの日本に0-4、オランダに1-3と3連敗に終わったチュニジアだけだった。
なかでも注目されたのは、初出場、人口50万人という大西洋の島国カーボベルデである。初戦で「超大国」スペインと0-0で引き分けて大きな話題となり、ウルグアイと2-2、サウジアラビアとも0-0で引き分け。3分け、勝点3ながらH組で2位を確保。ラウンド32ではアルゼンチンを相手に2回同点とし、延長戦で2-3の敗戦となる大善戦を演じて世界を驚かせた。
このカーボベルデのほか、南アフリカ、モロッコ、コートジボワール、エジプトの計5チームがそれぞれ2位でグループを突破、セネガル、アルジェリア、ガーナ、コンゴ民主共和国の4チームは3位でラウンド32への切符を手にした。10チーム中9チームがグループ突破(90%)というのは、南米(6チーム中5チーム、83%)、欧州(16チーム中13チーム、81%)をしのぐ成績である。
ただしアフリカ勢でラウンド16に進出できたのは、ラウンド32でオランダに1-1からPK戦で勝ったモロッコと、オーストラリアにやはり1-1からPK戦で勝ったエジプトの2チームだけ。ラウンド16ではモロッコが前回大会4位の貫禄でカナダに3-0で勝ったものの、エジプトはアルゼンチンに2-3で惜敗した。そしてモロッコも、準々決勝で優勝候補筆頭のフランスと当たり、0-2で敗れてアフリカ勢は姿を消した。





























