サッカー日本代表の2026年ワールドカップが幕を閉じた。結果はラウンド32での無念の敗退。だが、我らが真に目を向けるべきはその「内容」と、未来への「可能性」だ。激闘となった王国ブラジル戦で、日本が見せた確かな成長と、突きつけられた課題とは何だったのか。今回、阻まれた壁を越え、さらなる高みへ飛翔するために――。日本サッカーを見つめ続けるベテランジャーナリスト、大住良之と後藤健生が、熱き想いとともに語り尽くした。
■「継続してほしい」森保体制、条件は…
――ひとまず日本代表のサイクルに一区切りがつきますが、今後継続していくべきこと、あるいは改善すべき点は何ですか。
大住「やはり、代表チームで強化できることには限りがあると思う。だから、基本は個々の選手がより高いレベルで経験を積んで、力を伸ばしていくことがものすごく重要なベースになる。
この3年半もそれがベースだったし、今後もそうなる。それを代表として集まったときにどう結びつけていくかというのは監督の仕事になる。
僕はやはり、森保一監督がせっかくここまで作ったんだし、この大会を最後にいなくなる選手がたくさんいるわけじゃないから、森保監督に続けてほしいと強く思っている」
後藤「僕も基本的には、あと4年やってほしいと思っている。前回大会の後に、斉藤俊秀や名波浩といったコーチを多く招いて、森保監督自身は立場をヘッドコーチからマネジャーに変えて成功したんだよね。
だから、4年後まで目指すとすれば、何かそういう大きな変化を加えないと、マンネリになっちゃうと思う。じゃあ、どういうことをこれから考えられるのかなっていう部分が問題だと思うんだよね。今のままの体制と同じやり方で4年間やったら、だんだんやっぱりマンネリ化する危険があると思う」
大住「斉藤コーチ、名波コーチ、前田遼一コーチ、長谷部誠コーチ、彼らの頭脳というのは、確かに森保監督の仕事を大きく助けたと思うんだけど、チーム力をもう1段階上げたいんだったら、何か違う血も入れないといけないかな。
たとえば、ヨーロッパのクラブでコーチとして活躍している人を入れるとか。要するに、同じことやってもマンネリになるだけだから。この強化の一つの区切りを、どういう次へのステップにしていくかってことは、もしかしたら森保監督も考えているかもしれない。うまくやってほしいよね」










































