現地時間6月20日、北中米ワールドカップ・グループFの第2節が行われ、日本代表がチュニジア代表と激突。前半10分に飛び出したゴールライン上での「1ミリの攻防」が、ファンの間で大きな話題を集めている。
メキシコ・モンテレイで迎えた大一番。森保ジャパンは初戦のオランダ戦からスタメン4人(板倉滉、冨安健洋、田中碧、伊東純也)を入れ替えて臨んだ。その采配はすぐさま的中し、前半4分、中村敬斗からの鋭いグラウンダーのクロスに鎌田大地が合わせて、日本が幸先よく先制に成功する。
話題のシーンが生まれたのは、その直後の前半10分だった。
右コーナーキックからキッカーの伊東がゴール前にボールを放り込むと、チュニジアのGKアイメン・ダーメンがパンチングでクリア。このこぼれ球に反応した上田綺世がペナルティエリアの角から強烈なシュートを放つ。ボールはゴール前でブロックに入った相手DFの足に当たってコースが変わり、そのまま枠内へと向かった。
追加点かと思われた次の瞬間、GKダーメンが驚異的な“超反応”を見せる。逆を突かれながらも懸命に左手を伸ばし、ギリギリの指先でボールをゴールマウスからかき出してみせたのだ。
この決死のプレーに、スタジアムや画面の前の多くの日本人サポーターが「入った! ゴールだ!」と叫んだが、無情にも判定はノーゴール。直後に中継映像で公開された最新のゴールライン・テクノロジー(GLT)による検証CGでは、ボールが完全にゴールラインの内側に入っているように見えながらも、ほんのわずか(1ミリ程度)だけライン上に残っている事実が映し出されていた。

























