■ 崖っぷちのチュニジアが不気味…第2戦は「死闘」必至

 小川のゴールかと思いきや、直前にコースを変えた鎌田のゴールとして記録されたこの同点弾。日本のファンからは大興奮とともに、次のような愛のあるツッコミと歓喜のコメントが殺到した。

「マジで叫んだ」

「ファンダイクに競り勝ったのが本当にびっくりしたわ、日本を救ったよ」

「鎌田wwwwww」

「鎌田がいた」

「小川航基のヘッドの直後に鎌田大地に当たってるんだわww」

「鎌田に当たっとるw」

 試合から丸1日が経過しても、この「奇跡の同点弾」を巡る熱狂は冷めやらない。FIFAの公式記録でも見事にコースを変えた「鎌田大地のゴール」として正式にクレジットされている。

 ポット1の最強国・オランダに2度もリードを許しながら、執念で「勝ち点1」をもぎ取ったことは、グループF突破に向けてこれ以上ないポジティブな要素だ。試合後、森保監督も「選手たちは2回リードされても諦めることなく、タフに戦ってくれた」と不屈のメンタリティを称えた。

 だが、息をつく暇はない。日本の次戦(現地20日/日本時間21日13時キックオフ)の相手となるチュニジア代表は、同組のもう1試合でスウェーデン代表に1-5という衝撃的な大敗を喫した。

 本来は強固な守備に定評があるチュニジアだが、この日はスウェーデンが誇る強力な2トップが躍動。前半7分にヤシン・アヤリのミドルシュートで先制されると、同30分にはアレクサンデル・イサクに追加点を奪取された。後半に1点を返したものの、その後もヴィクトル・ギェケレシュの得点やアヤリのこの日2点目となるゴールなどで突き放され、守備陣が完全に崩壊してしまったのだ。

 初戦でよもやの5失点を喫し、グループ突破へ向けて早くも“崖っぷち”に立たされたチュニジア。次戦では大きな課題となった守備の立て直しを図りつつ、勝ち点3を奪うべく、なりふり構わず死に物狂いで日本戦へ勝負をかけてくることが予想される。

 現在グループ首位に立ったスウェーデンを追う展開の中、勢いに乗る森保ジャパンにとって、この手負いの相手をどういなして叩くかがグループ突破への大きな鍵を握る。劇的なドローの熱気そのままに、次こそ歓喜の勝ち点3を奪いにいく。

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