現地時間6月14日、北中米ワールドカップ(W杯)のグループF初戦が行われ、日本代表は強豪オランダ代表と2-2の引き分けを演じた。敗色濃厚だった後半44分に生まれた起死回生の同点ゴールが、試合から丸1日が経過した今も大きな反響を呼んでいる。
FIFAランキング8位(※大会前時点)のオランダを相手にした日本の大事な初戦。森保一監督は注目された左シャドーに前田大然を起用。3バックは、今年1月にイングランド代表を完封した試合と同じく渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝の強固なラインで臨んだ。
試合は両チームが守備時には5バックで構える“守り合い”の様相を呈しながらも、ボール支配はオランダが優勢のまま0-0で前半を折り返す。迎えた後半5分、オランダがフリーキックの流れから前線に残っていた身長195cmのフィルジル・ファン・ダイクの強烈なヘッド弾で先制。しかし日本も譲らず、同12分に中村敬斗が得意のゾーンから右足を振り抜き、1-1の同点に追いついた。
だが、後半19分にオランダのクリセンシオ・サマーフィルに鮮やかな左足シュートを決められ、再び追いかける苦しい展開に。そのまま時間が経過し、誰もが敗戦を覚悟し始めた後半44分だった。
右サイドからのコーナーキック。伊東純也がスピードのあるボールをゴール前へ送ると、後半30分から途中出場していたジョーカー・小川航基が、あのファン・ダイクに競り勝つ形で強烈なヘディングシュートを放つ。これにオランダGKバルト・フェルブルッヘンが横っ飛びで反応。しかし、この小川のシュートがすぐ前にいた鎌田大地の頭に当たって絶妙にコースが変わり、フェルブルッヘンの伸ばした手は届かずゴールネットを揺らした。起死回生の同点弾が決まった瞬間だった。















