■「これ日本もオランダにやられる可能性、全然ある」

 結局1-2で逆転負けを喫したチェコだが、惜しくもオフサイド判定となったフリーキックからのヘディング弾を含め、彼らの「高さ」は対戦国にとって間違いなく大きな脅威だった。何より、このロングスローからのド迫力ヘッド弾には、日本のサッカーファンも驚愕。SNS上には、初戦のオランダ戦を控える日本代表の身を案じる声が次々と寄せられた。

「ワールドカップ初日からロングスローの怖さが炸裂!」

「ロングスローからズドンか」

「こんなん、どうしろっちゅうねんw 綺麗すぎるだろw」

「5秒ルール導入でもロングスロー健在なのか」

「明日は我が身」

「これ、日本もオランダにやられる可能性全然あると思う。どうしても身長や体格では、欧米人には敵わないからな」

 今大会の26人招集メンバーにおける国別平均身長ランキングを見ると、チェコは全体の6位(185.7cm)で、対する韓国は29位(181.9cm)。その差は3.8cmだった。

 これを同じく「欧州vsアジア」の図式となるオランダ対日本に当てはめてみると、オランダは全体7位(185.2cm)で、日本は37位(181.3cm)。その差はチェコ戦を上回る「3.9cm」となっている。「美しく、攻撃的」なトータルフットボールの国というイメージが強いオランダだが、勝負に徹するロナルド・クーマン監督が、日本の弱点である「高さ」を突くためにロングスローを仕込んでくる可能性は決してゼロではない。

 他国の試合とはいえ、日本代表にとっても改めてセットプレーの警戒心を強めるべき、重要な教訓となる一戦だった。

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