■「チームが一つになっていく過程」

 第1戦の圧倒的リードを守り抜き、見事に頂点に立った神戸のミヒャエル・スキッベ監督は、安堵と誇りが入り混じった表情で試合を振り返った。

「向こう(鹿島)は不可能を可能にするために、すべてを懸けて向かってきたという印象です。0-2という本日の結果には、もしかしたら激闘の爪痕が見えないかもしれません。我々のチームはゼロから何かを積み上げたのではなく、元からあった強固なベースに、自分のアクセントやエッセンスをうまく加えることができました」

 さらに指揮官は、ベテランと若手の見事な融合について手応えを口にする。

「大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳の活躍はもちろんですが、今日は日高光輝、山田海斗といった若手が、経験豊富な選手たちと合わさってチームを大いに助けてくれました。まさにチームが一つになっていく過程なのかなと思っており、非常に満足しています」

 2戦合計スコアは5-2。激闘を制したヴィッセル神戸はこの特別な「百年構想リーグ」の優勝トロフィーを掲げるとともに、来季のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)への出場権という最高の切符を手に入れた。

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