ある記者への心遣いで分かった森保監督「4年前との違い」、オランダと「最高の試合ができる」根拠【アイスランドに勝利!日本代表「北中米W杯へ!」の大激論】(7)の画像
試合後の会見で自信に満ちた表情を見せた森保一監督。指揮官にとって、8年間の集大成となる北中米W杯に期待しよう! 撮影/原壮史(Sony α1使用)

 ついに北中米ワールドカップの幕が開く。強豪オランダとの初戦を控える中、これまでの代表監督とは明らかに違う「落ち着き」を見せる森保一監督。重圧のかかる大舞台を前に、なぜ指揮官はこれほどまでに自然体でいられるのか? 指揮官の進化とチームの充実ぶりを、大住良之と後藤健生が熱弁。「最高の試合ができる」と太鼓判を押す、森保ジャパンの集大成を見逃すな!

■「本当に驚いた」森保監督の落ち着き

――森保一監督の様子を見て、何か感じたことはありますか。

大住「変化はなかったよね」

後藤「でも今回の試合後の会見では、いつもの周囲への感謝や挨拶みたいのがなくて、すぐにプレーの話になったよね。すごく落ち着いていて、自然な話し方をしたよね。気負っている感じがまったくなかった」

大住「そう、リラックスしてるというか、余裕があるというか。肩肘を張っていなかったよね」

後藤「本当に自然というか、奇をてらうこともなく、自然に話をしていた」

大住「8年間この仕事をしてきて、たどり着いたチーム、それもスタッフの仕事ぶりが彼の自信になっていると思うよね」

後藤「それが4年前と今回の大きな違いだよね。あと4年前と違うのは、何かというとコーチがこう言っていたとか話していること」

大住「今は森保監督がスタッフに考えさせて、それを吟味して採用するという方向で仕事を進めてきて、そういう言葉を聞くに値するコーチたちがちゃんと育ってきた。自分が欲しいアイディアや考え方、経験を持った人が並んでいるということが、彼に落ち着きを与えているし、すべての仕事がそれに従ってできているっていうのが自信になっているんじゃないかな。今回の会見では、フィジカルコーチによればトレーニングパートナーのU-19日本代表との試合を毎日のように組めれば、コンディションを十分上げられるはずだ、と。何度も確認したけど、そう言っているので、私は信じる、と言っていた。それはすべてのもの、たとえばセットプレーは斉藤俊秀コーチとか、これはあのコーチと割り振って、森保監督は全体を見てるっていう感じになっている。それが当たり前のようにできているから、落ち着いているんじゃないかな。ワールドカップを目前にした監督とは思えないほどの落ち着きというか、本当に驚いた」

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