■中村俊輔を外して長谷部誠を「主将」に
次に日本代表がグループリーグを突破したのは2010年の南アフリカ大会だった。
この大会前の準備試合で、日本代表は結果が出せずに苦しんでいた。韓国戦で敗戦を喫したときには、岡田武史監督が記者会見で「進退伺を出した」という自虐的なブラックジョークを発して大騒ぎになったことさえあった。
結局、大会直前の試合でも結果を出せなかった岡田監督はそれまでのメンバーやコンセプトを大幅に変更。コンディションの上がらなかった中村俊輔を外し、若い長谷部誠をキャプテンに指名。田中マルクス闘莉王と中澤佑二のCBで相手の攻撃を跳ね返し、本田圭佑をトップに置いてカウンターとセットプレーを武器に戦ってグループリーグを突破してみせたのだ。
つづく


























