今回のtotoはJ1百年構想リーグ第17節の9試合と、J2・J3百年構想リーグ第17節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等として扱う)。
■調子の上がらない神戸
東地区では、今節にも鹿島アントラーズの優勝が決まる可能性がある。一方の西地区は、首位の名古屋グランパスとヴィッセル神戸が勝点31で並んでおり、地区を制覇するチームが決まるのは最終節になる。
だが最終戦を前にして、今節が西地区優勝の行方を大きく左右することになりそうだ。
名古屋は調子を上げてきた。シーズン開幕当初はペトロヴィッチ新監督を迎えたばかりで勝ち星が続かなかったが、4月以降は90分間での負けは1試合のみ。現在は3連勝中だ。
一方の神戸は、歩みがおぼつかない。第5節からは4連勝していたが、第10節の名古屋戦を最後にACLエリートのためサウジアラビアへ渡ると、アジア王者決定戦では準決勝で敗れ、日本に戻ってからは勝利が遠のいた。ようやく前節、90分間での勝利を取り戻した。
だが、その一戦によく目を凝らす必要がある。相手は調子が下降気味で、監督退任の噂が影響を及ぼす京都サンガF.C.だった。また、このミッドウィークの試合を戦ったことで、今節は中3日での連戦となる。
神戸が勝てなかったのは、連戦であったことも影響しているだろう。今季から神戸を預かるミヒャエル・スキッベ監督は、選手層の厚い神戸の連戦でのかじ取りに苦労している印象が強い。
今節はJ1に復帰したばかりのV・ファーレン長崎との対戦だ。西地区最下位に沈んでおり、神戸との差は大きく開いているかに見える。
だが、実は長崎は90分間の勝利の数では他チームに引けを取らない。すでに6勝を挙げており、その数は西地区3位タイの多さなのだ。
長崎は連敗する時期もあったが、勝利と敗戦を繰り返す傾向がある。久々のJ1で、負けて痛手を負いながらも学び、勝利してはまた課題を見つけるという作業を繰り返している印象だ。
その流れに乗れば、長崎の次節は勝利。浮き沈みを繰り返して波を乗り越えていく船のように、神戸の上を行くことだろう。












