横浜FMを粉砕した「超速カウンター」と松橋力蔵監督の“理にかなった”戦術的決断【J1百年構想リーグEAST・優勝を争う鹿島とFC東京の共通点】(1)の画像
佐藤龍之介らが躍動するFC東京は、J1東地区で上位を争っている。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 Jリーグで初の試みとして行われている百年構想リーグで、J1のEAST(東地区)の上位で争いを続けているのが、鹿島アントラーズFC東京だ。サッカージャーナリスト後藤健生が取材した両チームの最新試合からは、好調ぶりを示す共通点が見て取れた。

■FC東京は優勝争いを続けられるか

 J1百年構想リーグEASTでは、依然として鹿島アントラーズが首位を独走している。

 第10節終了時点で首位鹿島と2位のFC東京、3位のFC町田ゼルビアとの差はそれぞれ勝点で3ポイント、4ポイントだが、町田がACLエリート・ファイナルズ進出を決めたために町田とFC東京はすでに第11節を前倒しで終了しており、そのため両チームは消化試合数が鹿島より1試合多い。

 つまり、鹿島の2位以下との勝点差は実質的には6ポイント差以上ということになる。

 4位の東京ヴェルディとは11ポイントも差が開いているので、鹿島を追うのはFC東京と町田に絞られている。町田がこれからACLエリートの戦いを控えていることを考えるならば、期待したいのはFC東京ということになる。

 リーグの盛り上がりのためになんとかFC東京は最後まで優勝争いに絡んでいってほしいものだ。せっかく、5月23日の百年構想リーグ最終節に鹿島とFC東京の試合が組まれているのだから……。

 去る4月11日(土)の第10節で、FC東京は横浜F・マリノスに快勝。この日は試合のなかった鹿島と暫定で勝点が並んだ。

 低迷する横浜FMも前半は健闘。天野純のシュートがゴールポストやクロスバーをかすめたり、谷村海那のシュートがブロックされたりと決定機もあった。

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