■苦しむ浦和の前に難敵
同じく苦しんでいるのが浦和レッズだ。1つのPK負けを含めて、4戦未勝利と元気がない。
確かに前節は、試合開始直前の負傷による先発変更、早々の負傷退場など不運もあった。だが、それ以外にもここ数試合は先発に変化を加えて好転を願いながら、勝利から見放されている。「勝っているチームはいじるな」という定説があるが、勝てないがゆえに変化を求め、それが裏目に出ているのだ。
また、相手も悪い。今回ホームに迎える東京ヴェルディも東地区5位と、絶好調というわけではない。だが、今節は危険な予感が漂うのだ。
東京Vは前節、昇格組のジェフユナイテッド千葉に白星を献上した。前半だけで2点のリードを許す展開だったが、ハーフタイムに城福浩監督が一喝。後半にチームは一変して、千葉に襲いかかった。熱血監督は今節に向けても選手たちの尻を叩くはずで、前節後半の勢いが続くと予想する。
また、東京Vでは前節、負傷離脱していた林尚輝がベンチに戻ってきた。先発に戻ることは十分に予想され、そうなれば最終ラインの安定感は増すことになる。
混迷する浦和と、復調気配の東京Vの激突。軍配はアウェイチームに上がることになる。
後編では、現在無敗の鹿島アントラーズに起こる「波乱」などを分析する。










