今回のtotoはJ1百年構想リーグ第10節の10試合と、J2・J3百年構想リーグ第10節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等として扱う)。
■2人の新監督の違い
百年構想リーグが始まって、2か月が経過した。地域リーグラウンドの折り返し点を過ぎ、各チームの調子にも差が出てきた。
苦しんでいるのが、昨季4位のサンフレッチェ広島だ。開幕当初は順調に見えたが、4連敗を喫している。
今節はホームで4位の清水エスパルスと対戦する。90分間の勝利数では清水が「1勝」上回っているだけだが、苦戦は必至だ。
両チームとも新体制で戦っているが、大きな相違点がある。清水の吉田孝行監督がJ1優勝も経験しているのに対し、広島のバルトシュ・ガウル監督は初のJリーグ参戦なのだ。
全チームに天地ほどの差はなく、何が起こるか分からないのがJリーグの面白いところだ。それが監督にとっては恐ろしい部分となることを、ガウル監督は痛感しているはずだ。
また、相手チームによる対策が周到であることも、Jリーグの特徴だ。近年の広島はJリーグの強豪であり、強みを打ち出せば勝てるとガウル監督は考えるかもしれないが、対戦相手は必ず広島の良さを消しにくる。対戦が2巡目に入る今節、その「Jリーグらしさ」を体感することだろう。
また、ガウル監督はトップチームで指揮を執った経験が少ない。ユースやセカンドチームにはない難しさが、プロのトップチームには存在する。一時期のACLエリートも含めた連戦は脱したが、肉体面や戦術だけではなく、メンタル的にも立て直すのは簡単なことではないのだ。
しかも清水は新たに3バックもオプションに加えた。Jリーグをよく知る吉田監督率いる清水が、広島を飲み込むことだろう。広島の「まさか」の連敗は、まだ続く。









