■楽勝のはずが、まさかの大苦戦
ところが、実際に道を歩くとすぐに迷子になってしまいます。道路は地形に合わせて(等高線に沿って)造られているので、曲がりくねっているのです。東に向かって歩いているつもりが、道路がくねくねと曲がっていてどっちに向かっているか分からなくなってしまいます。全体としては「高いほうが北」なんですが、微地形としてはそういう法則は成り立ちません。
さて、スタジアムはローザンヌの街の北側(つまり高いほう)にありました。中央駅からは直線距離で1キロ強。当然、僕は歩いて行くことにしました。中心街に比べれば、道路もそれほど入り組んでいませんから、道に迷うこともありません。
ところが、それほど急ではなくても坂道は坂道。ダラダラと続く上り坂は、思ったよりきつかったのです。
日本にもありますよね。ダラダラ坂が続くスタジアム。
たとえば、広島の広域公園陸上競技場(ビッグアーチ、現在はホットスタッフフィールド広島)。1994年のアジア大会のメインスタジアムで、1992年のアジアカップ決勝が行われ、ピースウイング広島が完成するまではサンフレッチェ広島のホーム・スタジアムでした。
その、ビッグアーチ。アストラムラインの駅を降りて、スタジアムに向かう道はたいして急でなくてもダラダラ坂が続きます。









