■千葉と川崎も熱戦を展開

 FC東京と浦和の試合の翌日には、J1に昇格したジェフユナイテッド千葉川崎フロンターレの試合を観戦した。

 17シーズンぶりにJ1リーグで戦う千葉のホーム、フクダ電子アリーナは1万6389人のサポーターの熱気で溢れていた。

 そして、千葉の選手たちは勇猛果敢に川崎に挑みかかっていった。

 パスをつなぐのがうまい川崎に対し、千葉はボランチの2人(小林祐介前貴之)が大健闘。さらにトップ下の石川大地もプレスバックして川崎のパスを分断。奪ったボールを簡単に失うことなく前線につけて、全員がハードワークして90分を通じて優勢に試合を進めた。

「これだけの試合をしながら勝てなかった。次の対戦では戦術的優位は取れない」と反省の弁を述べる千葉の小林慶行監督だったが、J1優勝経験のある強豪チーム相手にこれだけの試合をしたことは自信にもつながるだろう。

 そんな試合をして引き分けたにも関わらず、PK戦では8対9で敗れてしまった千葉は気の毒。PK戦について質問された川崎の長谷部茂利監督も「負けたほうは試合に負けたような気がしてしまう」と同情的な発言していたほどだ。

 あっ、冒頭にも述べた通り、今回のコラムのテーマは「PK戦の是非」ではなかった。

 CBの話である。

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