■逃せなかった大チャンス
アドフォカートは1947年9月27日生まれの78歳。今夏のワールドカップでは最年長監督になる可能性がある。選手として代表に選ばれたわけではなかったが、オランダで10クラブの指導に当たったほか、ドイツ、ロシア、イングランド、トルコのクラブでも指揮を執り、代表チームも、オランダ(3期)、韓国、ベルギー、ロシア、イラクと歴任してきた。ワールドカップも、1994年のオランダ代表、2006年の韓国代表で戦った経験を持っている。
2023年、キュラソー協会のギルバート・マルティナ会長は2026年ワールドカップを目指す代表監督を探していた。アメリカを中心にカナダとメキシコを含む3か国共同開催の2026年ワールドカップはキュラソーにとってビッグチャンスだった。出場が48チームに増え、共同開催の3か国を除くチームで「3枠+0.5枠×2(国際プレーオフに2チーム進出)」と、大幅に「広き門」となっていたからだ。ちなみに、2022年大会まで北中米カリブ海連盟に与えられていたのは、「3.5枠」だった。
当時のキュラソー代表は、オランダ生まれのレムコ・ビセンティーニ監督を解任した後、スリナム出身で選手としてオランダやイングランドで活躍したディーン・ゴレが暫定的に監督を務めていたが、彼は「ビッグネーム」ではなかった。













