■日本の完璧な崩し

 しかし、中国は日本に4ゴールを奪われてしまった。

 日本との実力差は中国側も分かっていたはずだが、それにしても自信を持っていたはずの守備が完全に打ち砕かれたことはかなりショッキングな結果だったのではないだろうか?

 日本のゴールはいずれも相手の守備を完全に崩し切ったものばかりだった。

 12分の先制ゴールは  CBの永野修都からのパスを右サイドの古谷柊介が深い位置で受け、ペナルティーエリア内の大関友翔の足元につなぎ、大関がターンして放ったシュートがDFに当たって入ったもの。大関の前に佐藤龍之介や横山夢樹が走り込んでいたため、中国のDFが一斉に下がってしまい、スペースに入り込んだ大関は余裕を持ってシュートを打てた。

 この場面でもそうだが、守備時には5人を並べてゴール前を固めた中国だが、ラインが下がりすぎて日本の選手が余裕を持ってボールを回せる場面が多かった。

 また、中国の前線と中盤の間が間延びして、中国の攻撃がロングボール頼りだったため、日本の最終ラインの選手たちも余裕を持って中国陣内に入ってプレーできた。

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