「うわー止められたのに入った!」U-23日本代表が奇跡的な“珍PK”成功!「一生語り継がれる道脇のPK」にヨルダンGK呆然「これYouTubeの珍プレー集でみたやつだ!」の画像
ロサンゼルス五輪を見据えた大岩ジャパンがU23アジアカップで4強進出を果たした。撮影/原壮史(Sony α1使用)

 サウジアラビアで開催中のAFC U23アジアカップの準々決勝が1月16日に行われ、U-23日本代表が1-1からのPK戦の末に、U-23ヨルダン代表を下した。そこで運も味方につけた奇跡的な“珍PK”が生まれた。

 大岩剛監督の下、2028年のロサンゼルスオリンピックを見据えて「2005年1月1日以降生まれ」のメンバーで今大会に臨んでいる日本。シリア、UAE、カタールと同組となったグループBを3戦全勝(10得点無得点)で首位通過を果たしたが、この日はグループA2位で勝ち上がって来たヨルダンに大苦戦。前半30分に先制を許した後、後半5分に古谷柊介が同点ゴールを決めるも、その後は一進一退の攻防が続いて1−1で前後半が終了。延長戦でもスコアは動かずに120分を戦い終えた。

 迎えたPK戦。1人目、日本は市原吏音が成功した後、ヨルダンのモハンマド・タハのシュートをGK荒木琉偉がストップする。そして日本の2人目のキッカー、道脇豊が“奇跡”を起こした。

 ロアッソ熊本育ちで2024年7月からベフェレン(ベルギー)でプレーする身長190cmのストライカーは、右足での鋭いシュートでゴール左隅を狙った。だが、ヨルダンのGKアブデルラフマン・アルタラルガが鋭く反応して右手一本でセーブした。

 アルタラルガは渾身のガッツポーズを見せて喜んだが、プレーはここで終わらない。弾かれたボールが真上に高々と舞い上がると、ゴールライン手前でバウンド。そして強烈なスピンがかかったボールが、誰もいないゴールに吸い込まれていった。

 諦めることなく、じっとボールの行方を見守っていた道脇はゴールが決まった瞬間にガッツポーズ。これで“流れ”をつかんだ日本は、その後のキッカーたちが冷静かつ大胆にPKを成功させ、そしてGK荒木がヨルダンの5人目をストップして決着がついた。

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