■石焼ピビンパも新しい発明品
土地の名物料理というと、何百年も前から存在するように思ってしまいがちですが、実は、最近の発明だったという例はいくらもあります。テーブルの上で、客の目の前で(あるいは客自身が)焼きながら食べる焼肉というのもその一つでしょう。
韓国に行ったら、石焼ピビンパを食べると思いますが(日本の韓国料理屋でも定番メニューの一つでしょう)。これも、第2次世界大戦後に始まったものです。ピビンパというのは、昔からあった料理ですが、それはごはんの上に野菜や肉などの具を乗せて、それを(徹底的に)混ぜ合わせて食べる食事で、ジュージューいっている石釜を使って熱々のままで食べるというのは最近の(数十年前に始まった)食べ方なのです。
昨年の夏、E-1選手権の後、韓国各地を旅行したとき、僕は梵魚寺を訪ね、ついでに黒山羊村にも立ち寄ってみました。25年前には「知る人ぞ知る」隠れ家的な場所のようでしたが、今では普通のレストランや食堂、カフェが並ぶ普通の旅の目的地になっているようでした。















