2026年が始まった。蹴球放浪記・後藤健生も穏やかに新年を迎えたが、それもサッカーあってこそ。正月とサッカーの間には、切っても切れない関係があるのだ。
■唯一の天皇杯決勝「欠席」
さて、僕は、その1968年元日のNHK杯からずっと元日の天皇杯決勝を観戦し続けています。
おかげで、年末年始は東京にいるしかありません。年末年始に家族旅行に行くとか、スキーに行くとか、温泉に入りに行くということは無縁な人生でした(まあ、好きでやっていることなのですが……)。
ワールドカップやヨーロッパ選手権はたいてい6月、7月に開催されるので、たとえば夏至の日を海外で過ごすことはしょっちゅうあります。しかし、元日を海外で過ごすということは、これまでにたったの1回しか経験がないのです。
それは、1981年の正月のことでした。
1982年にスペインで開かれるワールドカップのアジア・オセアニア第1次予選のグループ4が、1980年12月から翌1981年1月4日まで、香港で開催されたのです。













