■「お祭りサッカー」にならないために
大住「思い出すのは、1992年のナビスコカップだね。10チームで総当たりの予選リーグを行った、上位4チームが決勝トーナメントに進む形式だった。また浦和レッズの話で申し訳ないけど、当時の森孝慈監督はプロだからお客さんを楽しませないといけないと言って、やたらと攻撃的なサッカーをやったんだよね。そうして準決勝には進めなかったけど5位になって、ファンも喜んだし、評価も高かった。翌年、初めてのJリーグが始まるときには、優勝候補に挙げる人も多かったけど、ふたを開けたら最下位。攻撃的サッカーだったはずが、とにかく勝ってタイトルを取ることに集中するサッカーになって、ボコボコにされた。リスクがないナビスコカップと、まったく違うサッカーになっちゃったんだよね。百年構想リーグも、そういう場になる可能性がある。2026-27シーズンにどう戦ってタイトルに向かっていくのかということを念頭に置いたプレーをしないと、単なるお祭りサッカーになる。降格がないからと気楽にやっていたらダメになる。シビアな戦いを期待しています」
つづく










