【オランダ1部エールディヴィジ第16節 アヤックスvsフェイエノールト 2025年12月14日(日)ヨハン・クライフ・アレナ】撮影/渡辺航滋(Sony α2使用)
■板倉vs上田&渡辺
現地12月14日、オランダ1部(エールディヴィジ)の第16節が行われ、4位アヤックスが本拠地で2位フェイエノールトと対戦。オランダ伝統の一戦「デ・クラシケル」のピッチに3人の日本代表戦士が同時に立った。
構図は「板倉滉vs上田綺世&渡辺剛」――。試合開始前の整列時に笑顔でハイタッチした上田と板倉がキックオフ後は直接マッチアップして体をぶつけ合った。すると前半13分、アヤックスのキャプテンである32歳MFダフィ・クラーセンが目の覚めるようなミドル弾を突き刺してスコアを動かした。
前半24分、チャンスをアヤックスが再び得る。最終ラインの渡辺からのパスをアンカーのウサマ・タルガリンがコントロールミス。ボールを奪ったアヤックスは鋭いカウンターでゴールに迫る。あわやゴールという場面を迎えたが、渡辺が滑り込みながらゴールライン手前でクリア。前半は1−0で終了した。
得点王レースを独走しているフェイエノールト・上田にチャンスが訪れたのは後半開始直後の3分だった。中盤左サイドでルシアーノ・バレンテがボールを受けると、中央の上田が手で合図を出しながら最終ラインの裏を狙う。斜めのスルーパスはスライディングした相手DFに当たってコースが変わったが、上田が拾ってボックス内から右足アウトサイドでシュート。しかし、ボールは惜しくもゴール右へと逸れていった。














