J1のサンフレッチェ広島が、新監督の招へいを発表した。まだ38歳という若き指揮官の雄姿と、その「見せ方」で、早くもファンを魅了している。
広島が、新たな時代へと進んでいく。12月15日、クラブはバルトシュ・ガウル氏が監督に就任すると発表した。
広島は2022年から3年連続で、J1でのシーズンを3位以内で終えていた。戦力の流出もありながら、今季も4位でフィニッシュ。この4年間を率いたミヒャエル・スキッベ監督は今季限りで退任し、ヴィッセル神戸の監督に就任。そこで、クラブが前進するために、その役割を託されたのがドイツとポーランドの国籍を持つ、38歳のガウル氏だった。
まだ若いが、指導歴は15年以上に及ぶ。2008年からシャルケの下部組織でアシスタントコーチとして歩み始め、マインツでも育成機関で働いた。トップチームのコーチを務めたのはグルーニク・ザブジェ(ポーランド)での1年強に過ぎないが、今年もドイツ・ブンデスリーガのライプツィヒでトップチームのアシスタントコーチを務めるなど、第一線に立ってきた。












