■「家長から本田はアツすぎる。」

 この家長のアシストによる本田のゴールに対して、SNS上には「家長から本田はアツすぎる」「家長から本田という激アツ一点目」「本田家長は面白すぎる!」「本田ヒールパス→家長クロス→本田フィニッシュとかいう夢みたいな先制点」「本田圭佑と家長のパス交換。 フットボールファンとしては、やはり上がりますね。」「こんな世界線観たかったwww」などの声が寄せられた。

 家長と本田は、ともに1986年6月13日生まれ。G大阪のジュニアユース時代にはチームメイトとして、そして同じ左利きの司令塔として競い合った。その後、家長はユースに昇格し、本田は星稜高校に進み、別チームでプレー。アンダー世代の日本代表で共闘し、ザックジャパン時代に同時に招集されたことはあったが、2人のコンビがA代表のピッチで実現することはなかった。

 試合はその後、柿谷氏擁する「大阪ピンク」が反撃して4−3と勝利した。引退試合というエキシビジョンマッチではあったが、柿谷氏の極上のテクニックとともに、いつどんな時でも本気のケイスケホンダ、そして運命のライバルによる共演が印象的な90分だった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3