■森保監督の「本気」がわかるチームづくり

 ラウンド32を勝ち抜いてラウンド16に挑むのに移動を要しないチームはわずか2つ。「B組1位×E/F/G/I/J組3」の勝者は、バンクーバー(カナダ)に居座って中4日をラウンド16への準備にあてることができる。相手はカンザスシティでラウンド32を戦い、移動を含めて中3日で試合をしなければならない「K組1位vsD/E/I/J/L組3位」の勝者である。

 また、「G組1位×A/E/H/I/J組3位」の勝者は、シアトルに居座って「D組1位×B/E/F/I/J組3位」の勝者を待ち受ける。試合間隔はともに中4日。後者はラウンド32をサンフランシスコで戦っている。

 こうした厳しい日程を見れば、「選手層」がこの大会の大きな要素となることは明白だろう。1チームがエントリーできる選手数は26人。2025年3月にワールドカップ出場を決めた日本代表の森保一監督は、6月以降の代表活動で多くの選手にプレーのチャンスを与えてきた。その結果、不本意な試合もあったが、選手層は1年前とは比べようもなく厚くなった。森保監督が本気で「8試合を戦い抜いて優勝する」ためのチームづくりをしているのは、この一事でもわかる。

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