■力強さを感じた「1ゴール1アシスト」の中村敬斗
試合自体は4分、久保建英のクロスを鎌田大地が的確に入れて先制した日本だったが、ボリビアを崩すことはできずに、相手のペースを感じさせる場面もあった。ワールドカップ本戦出場のプレーオフが残っているボリビアは、決して弱くはなかった。
その展開の中で日本は67分に上田綺世、中村敬斗、町野修斗を投入した。これが試合の流れを変えた。
そして71分に町野修斗、78分には中村敬斗がゴールを決めて3-0とした。
町野は右サイドのポケット部分に入り込んだ中村からのグラウンダーのパスを左足でネットに押し込んだ。中村は、巧みな抜け出しを見せた上田綺世から横パスを受けると、鋭いステップで体の向きを変えて相手をかわし、落ち着いてシュートに持って行った。
中村は代表通算10点目に到達。この日、1ゴール1アシストの活躍を見せた中村には、力強さを感じることができた。
年内最後の試合も快勝で締めた日本代表。来年3月に予定されている欧州での2試合までブレイクに入った。



