11月14日、埼玉スタジアムのお膝元であるイオンモール浦和美園にて、J1浦和レッズ所属のDF根本健太が「緑区消防署1日消防署長」を務め、“似合いすぎ”な制服姿を披露した。
このイベントは、11月9日から15日までの「秋季全国火災予防運動」に合わせ、さいたま市民に向けて火災予防の重要性を広く呼びかけるためのもの。その「顔」に抜擢されたのが、流通経済大学から強化指定選手を経て今季、浦和に正式加入した22歳の根本だった。
身長184cmの高さと左利きの高精度フィードが武器の即戦力センターバックである根本は今季、マリウス・ホイブラーテン、ダニーロ・ボザの外国人CBコンビの前に出番なしの状態が続いていたが、8月9日の横浜FC戦でプロデビュー。そして9月3日のルヴァン杯でのプロ初スタメンを経て迎えた10月4日のヴィッセル神戸戦でリーグ戦初スタメンを飾り、攻守に渡って出色のパフォーマンスを披露して1−0の勝利に貢献した。
だが、続く横浜F・マリノス戦でチームが0−4と大敗を喫すると、以来は再びベンチを温める日々が続いていた。その中で「1日消防署長」に指名された。根本は高身長と鍛え抜かれた肉体が映える見事な署長姿で登場すると、端正なマスクから白い歯を除かせながら「敬礼」「挨拶」、そして「消火器での火消し」を披露。クラブマスコットのレディアとともにイオンモール浦和美園で消防訓練や店内巡回を行い、火災予防の重要性を広く呼びかけた。








