現地11月15日、イングランドFA女子スーパーリーグの第9節で、マンチェスター・シティWFCが3-0でマンチェスター・ユナイテッドWFCとのダービーマッチに勝利。なでしこジャパンの主将MF長谷川唯の絶妙ターンが注目を集めた。
開幕戦で王者チェルシーFCウィメンに敗れたマンチェスター・シティWFCだったが、第2節から破竹の7連勝。8節には首位に立った。9節では長谷川に加えて、GK山下杏也加、MF藤野あおばの日本人選手がスタメン出場し、試合を優位に進めた。
話題となったのが、前半9分の長谷川のプレーだった。
中盤左サイドのタッチライン際でボールを保持する味方に対し、長谷川がボールを受けるために下がる。相手DFに挟まれるようにしてボールを受けると、ボールをストップせず、前に流すようにコントロール。鮮やかなターンで前を向き、一瞬にして2人の相手DFを置き去りにした。そして左サイドを駆け上がっていた味方へ抜群のタイミングでリターンパスを送った。
最終的にゴールにはつながらなかったが、長谷川が見事に局面を打開したシーンにはスタンドからも大きな歓声が沸いた。








