今夏にJ1アビスパ福岡からオーストラリア1部のメルボルン・シティに移籍したMF金森健志が、ホーム開幕戦で“夢の1つ”だったという親子入場を果たした。
福岡出身の金森は、筑陽学園高校から2013年に当時J2だった福岡に加入して1年目から主力として活躍。2017年からは鹿島アントラーズとサガン鳥栖でプレーし、2021年に福岡へ復帰した。そして31歳になった今年、「幼い頃から海外、特にAリーグでプレーすることが夢だった」と自身初の海外挑戦を決めた。
その決断と初の海外生活には家族の協力も不可欠だった。2024年6月に結婚を発表した金森には、今年の7月2日に第一子となる長女が誕生していたのだ。
夢である海外挑戦を叶え、10月25日に行われた本拠地開幕戦(対パース・グローリー)では「もう一つの夢」だった愛娘を抱っこしての“親子入場”を実現した。
金森は自身の公式エックス(旧ツイッター)に「子供と入場する夢を1つ叶えることができました 記憶に残ってくれたら嬉しいな〜」と綴って写真を公開。クラブ公式エックスには、入場直前に夫人から自分と同じメルボルン・シティのユニフォーム姿の長女を金森が預かり、抱っこしたままピッチで整列している動画が公開されている。







