これぞ“磐田の至宝”! 生え抜き18歳MF川合徳孟の“わざと浮かしたトラップ”からの強烈なドライブシュート弾! 「スーパーゴールすげぇ!」「鳥肌が立った」の画像
ジュビロ磐田のサポーターも歓喜! 撮影/中地拓也

 10月4日、J2リーグ第32節が行われ、J2ジュビロ磐田が1-0でヴァンフォーレ甲府に勝利。クラブ期待の18歳MF川合徳孟が華麗なドライブシュートを叩き込んだ。

 J1昇格争いが佳境を迎えた中、前節のRB大宮アルディージャ戦で2点を先行しながらも3-4の逆転負けで2連敗を喫した磐田は、ジョン・ハッチンソン監督を電撃解任。新たに安間貴義監督のもと敵地に乗り込んだ。その試合でリーグ戦7試合ぶりにスタメン出場したのがクラブ生え抜きのMF川合だった。

 2007年3月3日生まれ、静岡県浜松市出身の川合は、中学から磐田のアカデミーで育ち、2023年4月のルヴァン杯でクラブ最年少出場記録を更新(16歳1か月16日)した磐田の至宝。今季、トップ昇格を果たすと、優れた技術と戦術眼を武器にルヴァン杯で好パフォーマンスを披露し、リーグ戦でもこの日が今季17試合目(スタメン5試合目)の出場となった。

 そして自身の才能を見せつけたのが、0-0で迎えた前半44分だった。相手陣深い位置からのフリーキック。ゴール前に入れたクロスを相手DFがクリアしたボールをボックス外で拾った川合は、バウンドしたボールの落ち際を右足インサイドでわざと浮かせてトラップ。そして思い切りよく右足を振り抜き、鋭いドライブ回転をかけたミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。

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