■「6連敗」のチームにサポーターは

 後半、湘南は当然、猛攻撃を続けるが、横浜はアダイウトンを投入し、大きなクリアから一気に追加点を狙う。

 裏天王山は激しさを増し、意地の張り合いが続いた。

 終盤、アディショナルタイムに入る前からGKが攻撃参加した湘南の意地の猛攻が決定機を生んだが、ヤクブ・スウォビィクが防ぎ切り、完封でタイムアップ。

 シンプルで強力な武器を強みに、横浜が勝ち点を31に伸ばした。マリノスも勝利したため、順位は変わらなかったが、直近5試合で勝ち点9(2勝3分)という結果を出し、チーム・サポーターには、いけるぞ、という空気が充満している。

 湘南は残留圏まで残り6試合で勝ち点6差の崖っぷちに。6連敗、16試合未勝利というどん底のチームに対し、緑と青のサポーターたちは前向きな言葉を送り、最後まで共に戦う覚悟を示した。選手たちは、金曜日のホーム・ヴェルディ戦で文字通りの「すべて」を懸けて戦うことになる。

 

■試合結果

横浜FC 1-0 湘南ベルマーレ

■得点

32分 細井響(横浜)

PHOTO GALLERY ■【画像9枚】勝負を決めた「打ってよし投げてよし」21歳大学生!最後まで「共に戦う覚悟を示した」緑と青の勇者たち!
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