
サッカー日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部のスポルティングが、クラブのレジェンドに捧げるユニフォームを発表した。その美しさに、瞬く間に称賛の声が広がった。
スポルティングはポルトガルの名門クラブだ。クラブカラーは緑と白で、その2色の横じまがホーム用ユニフォームに採用されることが多いが、実は縦じまこそがオリジナルのデザインだった。
前身と言えるクラブのカラーは白だったが、現在のスポルティングになった際に緑を追加。当初のユニフォームは、前面の左右を白と緑にしたものだったのだ。
その伝統は、今も息づいている。クラブは創設者のひとりであるフランシスコ・ストロンプに敬意を表して、「ストロンプ・ユニフォーム」として発表。今年も、その特別なユニフォームがお披露目された。
緑と白をたすきがけに色を違えるデザインにしたシーズンもあったが、今季はオリジナルデザインにより忠実なものに仕上げた。前面中央でスパッと緑と白が分かれているのだ。
首と袖を黒で締めているが、こだわりはさらにある。左胸のエンブレムを、よりクラシカルなデザインに変更。設立時を想起させるものに仕上がっている。