モナ王&元神童が豪華共演「南野もファティも大暴れ」のエンタメ性の高い戦いで勝利「攻撃の破壊力が完全に覚醒モード」で「ロマンが凄すぎる」の画像
サッカー日本代表MF南野拓実の所属するASモナコが、スタートダッシュに成功した。撮影/渡辺航滋(Sony α-1使用)

 現地9月21日、フランス1部リーグ・アン第5節が行われ、ASモナコが5-2でメスに勝利。サッカー日本代表MF南野拓実が1アシストを記録し、元スペイン代表FWアンス・ファティが2ゴールを挙げた。

 開幕4戦3勝1敗スタートを切ったモナコは、2試合連続ゴール中の南野を左MFとしてスタメン起用。前半13分に先制を許して、追いかける展開となった。だが、同28分に南野が絶妙な動き出しを見せ、後方からのロングボールにDFラインの裏に抜け出すと、ボックス内左からのダイレクトで折り返しでFWマイカ・ビーレスの同点ゴールをアシスト。これで南野は欧州チャンピオンズリーグを含めて公式戦4戦連続のゴール関与となった。

 そして1-1で前半を終えると、後半開始からアンス・ファティが交代でピッチに立つ。バルセロナのカンテラ時代に久保建英と黄金コンビを組み、10代でバルセロナ&スペイン代表デビューを飾り、神童、天才、至宝などと呼ばれながら、故障と不振でモナコに“流れ着いた”22歳は、後半1分に自身のファーストタッチでのスライディングシュートでゴールを奪ってみせた。

 後半18分、南野が自陣ペナルティーエリア内で相手を引き倒すような形となってPKを献上して2−2の同点に追いつかれたが、同38分には右サイドからのクロスに再びアンス・ファティが、今度は豪快に頭で合わせて逆転のゴールネットを揺らした。

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