
台風15号が日本列島を横断した9月5日、全国の広い範囲で記録的な大雨が降り続いた。その前日、すでに台風が通り過ぎた九州・熊本の空には、美しい虹が架かった。
9月4日、J2のロアッソ熊本は午後5時から熊本市の県民総合運動公園サッカー場でチームトレーニングを実施した。その終了間際、雨が上がった練習グラウンドの上空に、鮮やかな虹が姿を現した。さらに、その外側にもう一つの円が出現。珍しい二重の虹“ダブルレインボー”となった。
この“ダブルレインボー”をクラブスタッフが撮影し、クラブ公式エックス(旧ツイッター)上に「今日の練習後に虹」とつづって公開した。その写真が実に鮮やか。緑の練習場の左から右へとくっきり、光り輝く虹が美しい半円を描き、その外側にうっすらと2つ目の虹が…。緑の芝生の上にいる選手たちを囲むような構図となっている。
この美しい写真に対して、SNS上には「キレイしかも二重」「思いがけない美しいダブルレインボーですね」との声。さらに「ダブルレインボーは幸福が訪れる前触れだとか」「これはきっと次も勝つ予兆に違いないな!」「こんな綺麗な虹が出ている熊本は特例でJ1昇格をさせるべき」などのコメントが寄せられた。