日本代表レジェンドを父に持つ19歳のワンダーガール、田中聖愛が待望のWEリーグ初ゴール!父の面影たっぷりで「夢がありすぎる」の画像
19歳のワンダーガールがWEリーグ初ゴールを決めた(写真はイメージです)。 撮影/中地拓也

 8月24日にNACK5スタジアム大宮で行われた女子プロサッカー・WEリーグ第3節、RB大宮アルディージャWOMEN対AC長野パルセイロ・レディースの一戦で、19歳の“ワンダーガール”がWEリーグ初ゴールを決めた。

 開幕2試合連続ドロー発進となった大宮が、1分け1敗スタートのAC長野をホームに迎えた一戦。前半16、17分と立て続けに失点し、前半を1−3で折り返した大宮は、後半開始から選手2人を入れ替えて反撃に出る。そして後半13分に仲田歩夢に代わってピッチに送り込まれたのが、19歳の田中聖愛だった。

 2005年12月7日生まれで埼玉県出身。アルビレックス新潟レディースの下部組織育ちで、2024年2月にトップ昇格を果たした快足ドリブラー。浦和レッズやアルビレックス新潟で活躍し、ワンダーボーイの異名を取った元日本代表FW田中達也氏を父に持つ。昨年9月のWEリーグクラシエカップで披露した“50m超の3人抜き爆速ドリブル”が話題となったワンダーガールは、今季から期限付き移籍で大宮に加わった。

 その田中が後半23分、右CKからのチャンスに、ニアサイドでDF久保真理子が打点の高いヘディングでファーサイドのボールを流したところに反応。左足インサイドでゴールに流し込み、これが記念すべきWEリーグのリーグ戦初ゴールとなった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3