
現地8月9日、オランダ1部エールディビジの開幕節が行われ、フェイエノールトが2-0でNACブレダに快勝。サッカー日本代表FW上田綺世の“超絶反応”での開幕弾に称賛の声が上がった。
海外4シーズン目、フェイエノールト加入3シーズン目を迎えた上田は、4-3-3のセンターFWでスタメン出場。今シーズン新加入のDF渡辺剛も左センターバックでピッチに立つ中、開始3分に新加入のMFセム・スタインのFKが決まって1-0で前半を終えると、後半10分に上田がストライカーとしての仕事を遂行する。
右サイドでボールを受けたFWアニス・ハジムーサがドリブルで中央に切り込み、ボックス内へグラウンダーの横パスを送ると、混戦の中からセム・スタインがシュート。相手DFがブロックした、こぼれ球に背番号9の上田が反応した。至近距離から弾かれたボールに対して、素早く体を倒しながら右足ダイレクトで合わせ、強烈なシュートをゴール右隅のサイドネットに突き刺したのだ。
上田にとって、これが海外リーグで自身初となる開幕戦ゴール。得点後はおなじみの“拝みポーズ”を見せた後、チームメイトからの祝福に、爽やかなスマイルを浮かべた。そして、後半37分に、交代でピッチを去ると、ファン・ペルシー監督と握手を交わした。