■雨ニモ負ケズ「泥んこにならなくて」
【写真10】は、八王子市内のグラウンドで撮影したもの。前日からの雨で、グラウンドにはあちこちに水たまりができ、軟弱になって、結局この日の試合は中止になった。「泥んこにならなくてよかったね」と、相手チームの高校生たちは帰っていった。
雨もあれば風もある。【写真11】は、埼玉県の河川敷グラウンドでの試合。風速20メートル級の春の暴風に襲われ、小石交じりの猛烈な土ぼこりが次々とグラウンドを駆け抜けていく。空は晴れているのに、奇妙な日だった。街中では「少し風が強いな」ぐらいの日にも、河川敷のグラウンドは、遮るものがないだけでなく、風の通り道にもなるため、時に大変なことになる。







