
ドイツの名門シャルケが、新シーズンに着用するサードユニフォームを発表した。デザインも好評だが、日本のファンには特に“刺さる”ものがあったようだ。
シャルケは日本と縁のあるクラブだ。何よりも、元サッカー日本代表DF内田篤人氏がプレーしていたことで知られている。2010年から2017年まで所属し、UEFAチャンピオンズリーグでは、ベスト4入りに貢献するなど大活躍。地元ファンから愛された。また、ともに1シーズンだけながら、吉田麻也と板倉滉もプレーしている。
その名門も他クラブ同様、新シーズンに向けて、着々と準備を進めている。選手のトレーニングのみならず、ユニフォームの発表なども進めており、1990年代のデザインに着想を得たファーストユニフォームは、ファンから喝采を浴びている。
また、ファーストユニフォームに先立って発表された、サードユニフォームも好評だ。なかでも、日本のファンに、そのカラー&デザインが刺さっている。
ベースカラーはオレンジ。背面はほぼオレンジ一色だが、前面には青いストライプが3本縦に走る。シャルケにとって、新鮮かつデザイン性の高いユニフォームに仕上がったが、このサードユニフォームがクラブのSNSで発表されると、反応したのが日本のファンだった。
Jリーグには、オレンジをクラブカラーとするチームがある。今季のJ1で戦うアルビレックス新潟と清水エスパルスも、オレンジの誇りを胸に戦っている。日本のファンとしては、オレンジのユニフォームを見ると、その2クラブが思い浮かぶというわけだ。
清水のユニフォームは歴代、オレンジが強く打ち出されている。一方、新潟はブルーもクラブカラーに含まれており、今季のユニフォームもオレンジと青で構成されている。