
【明治安田J1リーグ 第23節 鹿島アントラーズVS柏レイソル 2025年7月20日(土)18:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■序盤は「良いプレス」の応酬に
3連敗で首位陥落となった鹿島アントラーズと、首位に立った柏レイソルによる天王山。両チームともに高いテンションで試合に入り、序盤は良いプレスの応酬となった。
そして5分、後方からボールをつなぐ柏に鹿島が襲いかかり、中盤でボールを突っつくと、ルーズボールを得点ランキング1位のレオ・セアラがダイレクトで右足を一閃。ゴールキーパーの頭上を越えるロングシュートが決まり、鹿島が先制に成功した(セアラは14得点目)。
その後は好調を維持する柏がボールを持つ時間が長くなり、鹿島は攻撃の形を作らせてもらえない時間が長くなった。
しかし、次のゴールも鹿島だった。39分、左サイドの深い位置で得たフリーキックを闘将、日本代表DF植田直通が頭で合わせ、2-0に。
久々に得たチャンスを逃さず、鹿島が勝負強さを見せつけた。
それでも、柏は自分たちのスタイルで堂々と戦い続けた。前半のうちに1点を返すと、後半は一方的な試合に。