画像・写真:鹿島が誇る得点王の「ロング弾」で先制、闘将の「ヘッド弾」で追加点も…柏が「ハーフコート」猛攻!2度の「まさか」で勝負アリ【鹿島アントラーズvs柏レイソル】激闘PHOTOギャラリー 原壮史 J1 鹿島アントラーズ 柏レイソル Jリーグ 2025.07.24 3連敗で首位陥落となった鹿島と、首位に立った柏による天王山。両チームともに高いテンションで試合に入り、序盤は良いプレスの応酬となった。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) そして5分、後方からボールをつなぐ柏に鹿島が襲いかかり、中盤でボールを突っつくと、ルーズボールを得点ランキング1位のレオ・セアラがダイレクトで右足一閃。ゴールキーパーの頭上を越えるロングシュートが決まり、鹿島が先制に成功した。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) その後は好調を維持する柏がボールを持つ時間が長くなり、鹿島は攻撃の形を作らせてもらえない時間が長くなった。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) しかし、次のゴールも鹿島だった。39分、左サイドの深い位置で得たフリーキックを男祭り総代、闘将・植田直通が頭で合わせ、2ー0に。久々に得たチャンスを逃さず、鹿島が勝負強さを見せつけた。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) それでも、柏は自分たちのスタイルで堂々と戦い続けた。前半のうちに1点を返すと、後半は一方的な試合に。鹿島は何度も修正を試みたが、圧倒的な柏ペースは揺るがず。ハーフコートで試合が展開されることになった。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) 幾度もゴールを脅かされながらも、なんとか食らいついていた鹿島だったが、76分にとうとう同点を許すと、そこからは、さらなる猛攻を浴びることに。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) そして82分、シュートブロックでハンドが発生し、柏にPKが与えられる。大逆転かと思われたが、小屋松知哉が蹴ったボールは枠外へ。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) これでスタジアムの雰囲気は一気に鹿島ムードとなったが、今シーズンの柏の強さを示すように、それからも柏の攻勢が続いた。ところが、まさかの結末が待っていた。90+4分、柏は自陣の深い位置でのリスタートでまさかのパスミス。突然訪れたチャンスを松村優太がものにし、後半はまったくチャンスがなかった鹿島が3ー2の勝利を手にした。PK失敗に続いての「まさか」が鹿島に味方した。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) 耐える時間が長かったものの、最後の最後で結果を手にし、結果的に鹿島らしい大一番での勝負強さを見せた形となった。リーグトップタイの14勝目を記録したチームは、優勝のみを目指している。一方、柏は悔しすぎる結末となったが、強さは存分に見せつけた。この2チームがこの先も優勝争いを繰り広げるグループに居続けることは間違いなさそうだ。(20250720)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る