
【明治安田J1リーグ 第23節 FC東京VS浦和レッズ 2025年7月19日(土)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■ドイツ、ベルギー「帰還組」が先発
注目選手を途中加入で獲得したチーム同士の対戦。野澤大志ブランドンが欧州へと旅立った東京は、キム・スンギュにゴールマウスを託した。
また、5年間在籍したドイツ2部ハノーファーから帰還した室屋成は、左サイドバックとして先発出場。長髪から短髪へのイメチェンも話題になった、元浦和のアレクサンダー・ショルツもスタメンに名を連ねた。ちなみに、浦和から期限付き移籍で加入した長倉幹樹は、契約で出場できなかった。
浦和は、5月にレンタル移籍先であるシント・トロイデンを退団した小森飛絢(ひいろ)を、ジェフユナイテッド千葉から完全移籍で獲得。2024シーズンのJ2得点王(23ゴール)を、1トップで起用した。この試合ではボールがあまり出てこなかったため、フィニッシャーとしての働きは制限されたが、2列目の選手たちへの貢献は欠かさなかった。
試合は序盤からスコアが動く展開に。東京が6分で先制したものの、浦和が15分、20分と立て続けにゴールを奪い、前半のうちに逆転してみせた。