■Wボランチはボール奪取に定評のある2人
Wボランチは田中聡と宇野禅斗の代表デビューコンビとなるか。10日の練習で、2人は出場組と思われる「ビブスなし組」に入っており、先発の可能性が高まっている。
2人ともボール奪取に特徴のある選手。田中は練習後、「守備はお互いできると思うので、そこは自分らの要素を出して」と自信を見せながら、一方で攻撃面については、「禅斗はすごいコミュニケーションを取ってくれるので今日もすごくやりやすかったですし、試合までしっかり連携を深めたい」とイメージを膨らませていた。また、中国は香港以上に前から来ることが想定されており、「プレスをはがしながら中盤を落ち着かせられたら」とも、試合展開を見据えていた。
ウイングバックは右に望月ヘンリー海輝、左に俵積田晃太か。俵積田晃太はFC東京に所属する期待のドリブラー。6月シリーズで初めて代表に召集されると、全2試合に出場していた。オーストラリア戦以来の先発が見込まれており、左サイドで攻撃陣をけん引できるか。
望月は香港戦でも途中出場しており、先発で出ることで存在感を発揮することが期待されている。