残念な出来事で「前半終了まで観客の入場が終わらなかった」横浜ダービー、「どこに行ってもマリノスを応援している」退団エース“決勝ゴール”後の惜別の涙【横浜FCvs横浜F・マリノス】激闘PHOTOギャラリーの画像
満員となったサポーターに向けて、ゴールセレブレーションを行うアンデルソン・ロペス。18位vs20位で迎えた「横浜ダービー」は、最下位チームが勝利をつかみ取った。(20250705)撮影/原壮史(Sony α1使用)
■【画像9枚】「一部の暴走」で残念な感じの観客席、「復活のイケメン」が掲げたユニは?「僕は信じている」退団エース涙の決勝弾!

【明治安田J1リーグ 第23節 横浜FCVS横浜F・マリノス 2025年7月5日(土)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■花火と発煙筒を使用しながらの「挑発行為」

  キックオフ前には“残念な出来事”があった。この日の横浜FCホームの三ツ沢公園エリアはダービー仕様で、両チームサポーターのスタジアムに向かう経路が分けられていたが、ごく一部のマリノスサポーターが暴走し、花火と発煙筒を使用しながら挑発行為をおこなった。

 該当者の特定およびセキュリティチェックのため、マリノス側(メイン側指定席も含むアウェイエリア全体)はしばらくの間、入場できず。

 GKがウォーミングアップに出てきた時点ではスタンドは無人で、それからしばらくたって、ようやく入場が開始された。結局、入場が終わったのは前半終了直前。相手チームや運営関係者だけでなく、自分たちのサポーターにも大きな迷惑をかける行為だった。

 コイントスで攻守の方向が入れ替わって始まった試合は、マリノスがなかなかペースをつかめない。

 風上をとった横浜FCがロングボールを櫻川ソロモンに集めて、ゴールに近づいていった。

 シンプルな攻撃で強みを出すホームチームに対し、マリノスは数的優位を作ることができず、攻撃の組み立て段階で苦しむことになった。

 前線のブラジルトリオにも、相手陣内で前を向いた状態でのプレー機会が訪れない。

 数的不利を“個”でなんとかしようとする場面もあったが、その先に動きがなく、そのプレーも活きず。マリノスは、攻撃で良いところがないまま、0-0でハーフタイムを迎えた。

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